鹿肉を加水分解によって液状のグレービーにして、そこにリンゴ酢などを加えて調整していき、さらにゼラチン溶液と混ぜ合わせておきます。
さつまいもでんぷんをはじめとした粉状の原材料を、ふるいに掛けて異物やダマを除去しながら投入し、撹拌します。
粉状の原材料が混ざったのを確認して、先ほどのグレービーなど液状の原材料を投入して、さらに撹拌します。
全ての原材料には個別にQRコードのシールが貼られ、原材料の配合率はもちろん使用期限に至るまで、入荷から計量・投入まで専用のシステムで管理されています。
これにより常に一定した品質を維持できるようにしています。
すべての原材料が十分に混ざり合ったのを確認して、エクストルーダーと呼ばれる機械に生地を送り込み、押し固めていきます。
エクストルーダーからところてんのように押し出される生地を、規定のサイズにカットして整形します。
成型されたフードは常温の風に当てて冷まします。
乾燥具合や品質に問題がないかを、色味や触感、または実際に食べて確認します。
できあがったフードを袋詰めしていきます。ここでもフードに異常がないかスタッフが目視で確認しながら詰めていきます。
脱気と窒素充填を行い、密封します。
①パッケージ内の空気(酸素)を吸引して
②窒素を充填。
③吸引しきれずわずかに残った酸素も、同封した脱酸素剤が吸収。
これによりフードの酸化を最小限に抑えます。
※パウダー(ふりかけ)タイプは脱酸素剤の封入のみ
最後にきちんと封止されているのを確認して、出荷されます。