ナチュラルドッグフード「ルート」
徹底した酸化防止対策について

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徹底した酸化防止対策

その1:最高品質の油脂を適量使用

多くのドッグフードでは嗜好性を高めるため油脂を吹き付けます。当然その量が多ければ酸化は早まります。さらに使用する油脂の品質にも注意しなければなりません。
メーカーによっては使用している油脂が何由来か分からないものもあり、品質に不安を感じます。
「ルート」では、オーストラリア産最高品質のキャノーラ油、亜麻仁油、サーモンオイル、アボカドオイルを使用。使用量も必要栄養量を満たす程度の適量に抑えています。

他メーカーとルート・ゴートによる油量の比較

その2:油をあとからコーティング

多くのメーカーではオメガ3源として亜麻仁、つまり種子が使われます。種ごと原材料で使用すると、調理過程において必然的に高温にさらされます。
しかしオメガ3は熱に弱く、それでは酸化が心配です。
「ルート」では亜麻仁ではなく、種子から抽出した亜麻仁油を使います。(ちなみに亜麻仁油は亜麻仁よりもかなり高価です。)
そして、ドッグフードの粒が乾燥機から出てきた後に吹き付け、コーティングするので、高温によるダメージはありません。

その3:天然酸化防止剤のみを使用

合成酸化防止剤のBHA、BHT、エトキシキンは使用していません。天然のミックストコフェロールとローズマリー抽出物を使用しています。
また、酸化防止は調理の段階だけでなく、原材料の段階から必要です。
「ルート」では原材料メーカーにもこだわり、天然酸化防止剤を使用したものだけを仕入れています。
そのため、パッケージに「合成酸化防止剤不使用」と明記できるのです。

その4:コンテナ輸送

輸入フードは通常、コンテナで輸送されますが、フードの袋に穴があいた状態で運ばれることが多いです。
これは袋の破裂防止のため、意図的にあけられたものです。
そのような状態では、日本に入った段階で酸化していても不思議ではありません。
「ルート」はオーストラリアの酸化のスペシャリスト監修のもと、最高性能のバリア性をもつ袋で運ばれます。

その5:アルミ箔の袋

紙、ポリエチレン製など、ドッグフードの包装には様々なものが使われています。中でもアルミ袋はバリア性に優れた素材です。ただ、アルミ製と一概に言っても一般的に使われるアルミ袋は「アルミ蒸着」によってできています。
これは気化させたアルミニウムをポリエチレン等のフィルムに付着させたもので、取り扱いやすく安価ですが、蒸着させたアルミニウムの層は薄く、粒子間に隙間があるため、遮光性や酸素の遮断性で劣ります。

それに対して「ルート」で使用しているアルミ袋は、アルミニウムを圧延して箔状にした「アルミ箔」をポリエチレン等のフィルムで挟むことでできています。
袋が厚くなり柔軟性に欠けるので取り扱いづらいですが、隙間のないアルミニウム箔のため、遮光性・酸素の遮断性に優れています。

その6:窒素ガス充填

フードを詰めた後の袋から酸素を取り除くために、まずノズルで吸引します。
すると中の空気が抜かれてシュリンク(圧縮)した状態になります。この状態のままでも良いのでは? と言われることがありますが、実はこの状態だと粒の凹凸が浮き出て、少しの衝撃で袋に小さな穴があいてしまうのです。
それを防ぐために窒素ガスで袋を膨らませています。
ポテトチップの袋が膨らんでいるのと同じ原理で、窒素ガスがクッションの役目を担います。
ちなみに、窒素は空気中の約80%を占める気体で、不活性で安全です。

その7:脱酸素剤封入

空気の吸引だけでは、袋内の酸素は完全に取り除けません。なぜなら、粒と粒の間の酸素まで完全には吸いきれないからです。その隙間の酸素を完全に除去するために使うのが、脱酸素剤です。
実はこの脱酸素剤、皆さんからよく乾燥剤と勘違いされていて、開封してから袋に入れっぱなしにしている方が多くいらっしゃいます。
脱酸素剤は皆さんが袋を開けた段階で役割は終わっています。ワンちゃんの誤食を防ぐため、早めに取り除いて捨ててください。